病気

犬の皮膚病の知られざる裏話!それ本当に食物アレルギー?!

犬は生まれつき皮膚が弱い子も多いため皮膚病になりやすく、なにかとトラブルが絶えませんよね。我が家の黒パグくんは特にトラブルが多く、食物アレルギー、マラセチア、など数々の診断を受けました。

しかし治療しても治らず、いくつもの病院から見放されました。そんな中、救世主とも言える現在の動物病院で明かされた動物病院の裏側、獣医師の本音。
あなたのワンちゃん、アレルギーではないかもしれませんよ

 

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誤診をされて続けてきました。

最初に断りを入れていきますが、これは我が家の黒パグくんの事例であり、全てのワンちゃんにも当てはまるとはかぎりません。しかし、数々の診断を受けて治療しても治らなかったことは事実です。

そして、難病だった黒パグくんを救ってくれた、現在の動物病院の治療方法を見て「今までは誤診だった」という事実を知ることができました。それほどに、治療方法が真逆だったのです。

この記事は、以前の私のように、今、治療に悩んでいる人に向けて書きます。セカンドオピニオンは大事です。一つの病院を信じず、離れる勇気も必要です。

それではこれから私の体験談を書いていきたいと思いますので、どうぞお付き合いくださいませ。

今までの症状

我が家の黒パグくんは、今までたくさんの病院へ行きました。そして、たくさんの病院に行ってはたくさんのお金を払い、たくさんの指摘、注意を受けましたもう、それは気が滅入るほど。

最終的には、

  • 耳は腫れて分厚く、べたべたして膿んでいた
  • 皮膚は湿疹だらけでべたべたして、掻きすぎて血が出ていた
  • 足の裏はいつも舐め、パンパンに腫れあがり真っ赤だった
  • 顔のしわにも膿みが溜まり腫れ、掃除してもすぐ膿が出ていた
  • 目は乾き、目やにも黄緑色でねっとりしていた
  • 毛は常に異常に抜け、まだらハゲになっていた
  • とにかく一日中かゆがり、薬用シャンプーを頻繁にしてもフケも止まらなかった
  • 睾丸の周りに黒いかさぶたができはじめると、おへそ回りも真っ黒になり、症状が悪化

どうでしょう。ひとつでも当てはまる人はいますか。ちなみに上の写真は、まだ症状が軽いときです。

今まで、いろんな病院で治療をしても、薬を飲ませても、体を清潔に保っても、指示されたアレルゲンを除去しても、結局良くならず…正直諦めかけていました。そんなときに、現在の動物病院と出会いました。

 

動物病院は運命的な出会い

ある日、散歩中にたまたま話しかけてくれたおばちゃんが「あそこの動物病院の先生、犬の気持ちが分かってくれるらしいよ。」なんて教えてくれたんです。

正直なところ、犬の気持ちが分かるって、そんなばかな。なんて思いその時は話を流したんですよね。ですがそれでもなんだか気になる。なにそれ、ほんと?ほんとに分かってくれるの?そんな疑問が頭から離れず、私はその病院へ行ったのでした。

どこからも見放され、ほぼ諦めていた私は相当病んでいました。「もうこの病院でダメだったら諦めよう。」とすら思っていましたから。

そして、症状や、今までの病院で診断されてきたマラセチア、カビ、食物アレルギーを言うと一通り診てくれ、「この子、アレルギーでもなんでもないよ。大丈夫、治るから。今まで辛かったね。」と。その言葉を聞いた瞬間、もう大泣きしたのを今でも覚えています。

正味今思い出しても泣けます。本当に本当に、辛かったんですよね。

 

マラセチアでもなくアレルギーでもなく主に免疫不全症

画像出典:https://pixabay.com/ja/

その動物病院では、まず犬と向き合うことから始めました。看護師さんが犬のしぐさや特徴を見て、どんな性格かを、じっくりみていったのです。そして、まさかの「臆病で繊細、人の言葉ですぐ傷つく」と。

いやいや、我が家の黒パグくんに限って。なんて思いましたが、ひたすら聞いていました。そして、ストレス具合を血液から検査してくれました。案の定、通常の何十倍もの数値が出て、測定不可能という。。

このストレスは、大きくは環境と痒さが原因とのことだったのですが、我が家の黒パグくんはちょっと特例でして、いくつもの病気が重なっていました。

まずは免疫不全症。これは、白血球の異常から来る症状なんだそうです。耳が分厚く腫れたり、顔のしわや強い痒み、足の裏の腫れ、悪臭、わきの下などの脱毛などが主な症状。

我が家の黒パグくんは、さらに併用して甲状腺ホルモンの異常もみられました。これも原因していて免疫不全症と似たような症状が出ていました。そして皮膚が黒い斑点のように色素沈着していたり、異常な脱毛もこのせいでした。

そして、極めつけは男性ホルモン。本来出すべきではない悪い男性ホルモンを異常に出し、通常の男性ホルモンの分泌がまったく足りていなかったのです。

おへそのまわりが黒くなっていたり、睾丸の周りに黒いかさぶたができていたのがその証拠。その異常もあり、すべての症状が出ていました。

でも去勢したら、通常出すべき男性ホルモンの分泌がいっさいなくなり症状が悪化するため、絶対去勢しないほうがいいと。今は、免疫不全症の治療に集中しましょう。とのことで、注射と錠剤による薬の療法が始まったのです。

はっきり言って今までの病院と真逆でした。ここまで、病気が重なるのはかなり珍しいといわれたのですが、それでも「治せますから、大丈夫ですよ。」という言葉は、今まで私が一番欲しかった言葉でした。

免疫不全症や、ホルモン異常は、実は治療法が分からない獣医師が多いとのこと。マラセチアなどと診断される人も多いが、実はマラセチアはそこまでいたずらをしない。

それでは、今まで誤診をされ続けてきた経緯を説明したいと思います。当てはまる人がいたら、特に注意して見てみてくださいね。

 

今までの誤診①最新医療技術が揃っている病院で「マラセチア」と診断

画像出典:https://pixabay.com/ja/

子犬の頃から何かとトラブル続きだった黒パグくん。パグって、皮膚が弱いなんてよく言われるんですよね。だから、まぁ仕方ないよね~、なんて。

飼い始めたばかりだった私は、町で有名ないわゆる「大きくて高級な動物病院」へ通うことにしたのでした。その病院は、いつ見ても患者の車が多く、人気だとのこと。

そして初めて行った日も、待合室には大勢の患者がいました。そして何人も獣医師さんがいて、一人一人アナウンスで呼ばれるわけです。まるで、総合病院の小児科のようでした。

そして私の診察の番。症状を伝えると先生は手短に体を見て、それからすぐに検査をしました。そして再度診察室へ呼ばれると、なにやら大きな写真をレントゲン写真のように貼り付けて見せられ、それを指挿しながら

耳にたくさんマラセチアという菌がいました。これが原因で悪臭がするんです。犬は、耳になかなか足が届かないから、全身掻いてしまうんですよ。点耳薬を処方しますが、また3日後ぐらいに来れますか?」

と。その日から私は通い続け、点耳薬を処方され続けたわけです。ときには種類をかえ、さらに検査を続けて。その病院は「最新医療技術」と大々的に表示していたので、かなり信頼していました。

マラセチアとは体のどこにでもいる常在菌で、真菌とよばれるカビの一種。何かの原因でマラセチア菌が異常に増え、かきむしる、皮膚がべとべとする、悪臭、などといった症状があらわれる、と言われている。わきの下や耳(たれ耳)など、あまり空気に触れない箇所に繁殖しやすい。

だが、実はマラセチアでそこまで重症化することはない。

治らないマラセチア感染症

何か月通院しても良くならず、しまいには「マラセチアは、耳を清潔に保つとよくなりますからね。」と、遠回しに「ちゃんと洗えよ」なんて言われるようになりました。

私は月に二回はシャンプーをし、耳の掃除も優しくしていたんです。それでも悪臭は収まらないという事実は聞いてくれませんでした。洗う頻度、洗い方を変えてみてくださいね。と。そればかりでした。

最終的には「去勢手術をしてみるしか手はありませんね。」なんて言われ、当時私は何十万も払える余裕もなく、断念するのでした。

 

今までの誤診②安いと評判の病院で「食物アレルギー」と診断

まだ黒パグくんが小さいときは、症状が少しおさまったり、悪化したりを繰り返していました。正直、以前の病院は値段がかなり高く、経済的にも厳しかったんですよね。もちろんペット保険(アイペット損保)も入ってました。

そしてその後もいくつか病院も行ったのですが、基本的にどこもあまり診てくれず、かゆみ止めと点耳薬を処方してくれるだけで、正直「そんなんで分かるの?」と。

そんなときに知ったのが「安くて良心的」だと評判の動物病院。同じくパグを飼っている人が教えてくれ、かかりつけの病院だということで、私も通うことにしたのです。

その病院は、以前の高級な病院の半値ほど。それはもうびっくりしましたし、患者さんも多くて良心的だという意味もすぐに分かりました。体を隅々診てくれ、とても優しかったんです。

そしてその病院でも最初はマラセチア,カビがいるんだと言われましたので、ひたすら治療していました。「水虫」のようなものだから、とシャンプーもオススメされるものを使いました。

最初は、よくなったように感じました。でも、季節の変わり目、とくにあたたかくなってくる時期に一気に症状が悪化していったのです。

そしてある日から、「この子、アレルギーだ。」と。その日から、マラセチアに加えアレルギー除去の治療も始まったのでした。

アレルギー性皮膚炎は、食べ物やハウスダスト、金属、あらゆるものが原因で炎症が起こる病気。かゆみ止めや、そのアレルゲンを除去していくことが主な治療法。

今まで普通に食べれていたものであっても、突然過剰に反応することもあるので要注意。部分的に、または全身皮膚が赤くなり、強いかゆみをともなう。

アレルギーの落とし穴

ちなみに、血液検査で何のアレルギーなのかを検査もできるが、値段がかなり高いうえ、あまり特定できない子も多いのでおすすめしない、とのことでしませんでした。

ということでまずはフードから。アレルゲン除去の、ものすごい高いドッグフードに切り替えました。でも黒パグくんはあまり効果は見られないように感じました。よくなったと思っても、季節の変わり目になるといつものように、症状が悪くなるんです。

これを伝えても、「パグは暑さに弱いから、どうしても汗かきやすいんだよ」と言われ終了。

そして今度は、ハウスダストを指摘されました。いわゆる、部屋を綺麗にしろ、ということですよね(笑)このころの私は異常なほど神経質だったので、一日中掃除機、コロコロ、クイックルワイパー、床拭き、と徹底していたんです。子供も産まれたばかりだったので特に。

それでもハウスダストを指摘されたので「え、まだ掃除が足りないの?」なんて思いましたね。もちろん空気清浄機も完備です。

その次はおやつ。なんのおやつをあげた?と。それから、やっぱりご飯ですよね。正直アレルゲン除去のフードは値段が高かったので相談すると、「手作りご飯にしてみようか。何がアレルギーか分からないから、一つずつ試して食べれるものを探そう。」と。

もう、いろいろ試しました。お米、パスタ、ポテト、牛肉、鶏肉、にんじん、きゃべつ、大根、先生に言われるようにすべてためしました。手作り本も買って、鰹節や昆布などで出汁をとったりして。

結局、パスタ、鶏肉、人参、ひじき、鰹節に落ちついた、ように見えたんです。そう、やはり季節の変わり目になると一気に症状が悪化。結局、症状が悪くなる前に食べたものがアレルギーだといわれ、ついには食べていいものが何か分からなくなってきたのです。

正直、先生もお手上げ状態のように見えました。でもそこは先生の意地で(今となってはそう思います。)、とにかく分からない、なんていうことは言いませんでした。

「もっと清潔に保つように」「食べ物で反応したらすぐ除去して」「皮膚のべたつきは洗えばとれるから」「ハウスダストは目に見えないから特に注意して」

もう、行くたびに責められているようでした。何をしても、何に気を付けても、治らなかったんです。。

現在の獣医師さんいわく、食べ物アレルギーという診断をする獣医師は多いが、実際アレルギーの子は、ほぼいないんだそう。確かに本当にアレルギーの可能性もあるが、病名が分からないときは「アレルギーですね」と片付ける獣医師が多いとのこと。

 

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免疫不全症の治療

画像出典:https://pixabay.com/ja/

今まで、シャンプーや点眼薬、点耳薬、軟膏、かゆみ止め、抗生物質、アレルギー除去治療など、いろいろな治療をしてきました。

でも結局よくならず、むしろ悪くなる一方。痒そうで痛そうな愛犬を見ると、自分を責めてしまいますよね。

なかなか改善しなかった黒パグくんを見て、私は「私が飼うべきじゃなかったのかな」「私は親失格なのかな」など、とにかくマイナスなことばかり考えてしまっていました。

独特の悪臭も放ちますので、やっぱり臭い。一緒にいると鼻も慣れてきますが、それでも家に入った瞬間、異臭につつまれているのが分かりました。「臭い」「近寄らないで」など、相当ヒドイ言葉もかけてしまったこともありました。

そんな、現在の病院の先生や看護師さんは、免疫不全症などの治療を続ける一方で、「けっして傷つけるような言葉をかけないでください。」と、強く言われていました。犬だって人間の言葉を理解しているから、と。

家族の中で、ワンちゃんを嫌っている人はいませんか?可愛がってない人はいませんか?たとえ表面上で優しくしてても、犬は人間の心が分かるんですよ。この言葉は、かなり重要なポイントです。

免疫不全症は、生まれつきの先天性の場合もあります。ですが、多くのワンちゃんは、なにかしらストレスが原因で免疫不全症になってしまうことが多いのです。

なにがストレスになっているかを探る

代表的なストレスの原因は

  • 空腹が続く
  • 散歩に行けない
  • ふとした声掛けに傷ついている
  • 家族の誰かが嫌い
  • 暑い・寒い

などがあります。もちろん、ワンちゃんによってストレスの感じ方は違いますし、なにがストレスになっているのかは分かりません。ワンちゃんだって性格はそれぞれですもんね。ちょっとしたことでストレスを感じることは、人間でも同じです。

だから、治療はできるし治せる。けれど、そもそもストレスが取り除けないと、また繰り返す、ということなのです。

ちなみに我が家の場合。住む環境を変えました。というより、時期的に被っただけなのですが。そう、私離婚したのです。それを気に私自身気が楽になり心に余裕ができました。

そして、獣医師さんや看護師さんに言われた一言。「黒パグくん、元旦那さんのこと相当嫌いだったんだよ」と。

うっひょー!でした(笑)ようするに、私のストレスをすべて、黒パグくんが感じ取っていたのでしょう。そういえば、初めてその病院行った日、「この子は、あなたのことをとにかく心配しているんだよ」と言われたことを思い出しました。

犬は、人間の心を見抜いている、という言葉。信じられない人も多いかもしれません。でもそういう視点で生活を見ると、見えるものが広がるかもしれませんよ。

 

セカンドオピニオンの重要性

どこの動物病院も先生ですから、いろいろ診てくれることでしょう。そして親身になって診てくれる先生も多いでしょう。しかし、親身になってくれるから治してくれる、わけではありません

病院を変えるというのは「せっかく親身になって診てくれる先生を裏切ることになる」なんていう気持ちにもなりますが、大事なのはワンちゃんです。

先生や病院との相性もあるので、一度、いいな、と思うとそこに通い続け、なかなか変えられませんよね。だって先生を信じているのですから。私だって同じでした。

でも、病院を変えることは裏切りではありません。今の時代は動物病院も増えていますから、比べることができるようになってきたのです。

今の獣医師さんいわく、本来なら、犬にも専門科は必要なんだそうです。耳鼻科、皮膚科、眼科、いろいろ専門科を作るべきなんだ、と。

だから総合的にみる動物病院では、すべての病気を把握することは難しいんですね。

そして、漢方薬を使った治療は、とても効果的らしく、黒パグくんもいろいろな漢方でも治療しました。お近くに専門科がなければ、「漢方治療」もされている病院を探してみてください。

ちなみに錠剤は、マーガリンで包むようにしてあげると、嫌がらず飲んでくれますよ。獣医師さんから、マーガリンOKだといただいておりますのでご安心ください。

 

まとめ

  • 病院に行くと、アレルギーだと診断されたり、マラセチアだと診断されやすい
  • すぐによくならず、繰り返すようなら、違う病気の可能性がある
  • 犬の免疫不全症は、珍しい病気ではない
  • 日々のちょっとしたストレスが重なり、皮膚炎などを起こす
  • 部分的な脱毛やかゆみ、耳のただれ、膿み、涙の減少、めやに、足の裏の腫れ、わきの下の炎症、悪臭など、繰り返すようなら、病院を変えたほうがいい
  • 犬は人間の心を見抜いているので、犬に掛ける言葉にも気を付けた方がいい
  • 実は獣医師さんでも病気はすべて治せない
  • 一つの病院に頼りきらず、漢方処方をしてくれる病院や、専門科に行く勇気も必要

犬の病気はまったくわかりません。なので、私たちは先生に頼るほかありませんよね。先生が言われることは絶対で、信じていれば治る。

そう、思いたい気持ちは分かりますし、私もそうでした。でもなかなか改善されないようなら、病院を変える勇気を持ってください。

以前の私のように、今、苦しんでいる人へ、心から伝えます。セカンドオピニオンは大事です!きっと、助けてくれる先生がいます。大丈夫です。そして、自分を責めることはやめてくださいね。愛情はちゃんと、伝わっていますよ。

 

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いちえ
はじめまして、いちえと申します。 人生をいかに楽しめるか、日々探求中。 犬のこと、子供のこと、旅行のこと、思いついたこと(多め)、自由きままに発信していきます♪