生活

不動産(土地)買取りの今の実態。地上げ営業テクニック公開

不動産(土地)の買取りをする地上げ屋さんって、めちゃくちゃ悪いイメージありませんか。まぁ、昔はマジで極悪だったそうですが。しかし、そもそも今の地上げって全然違うってご存知でしたか。

私28歳女性、数か月前までいわゆる地上げ要員として任務をこなしておりました。昔と今ではまったく違う地上げの実態。ぜひご覧ください。

 

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昔の不動産地上げ屋の実態

地上げと言われてぱっと思い浮かぶイメージって、真っ黒のスーツでコワモテで、オラオラ

お前んとこの土地売れやごらー!みたいな。売らんとどうなるか分かっとんか、というまさに脅迫。わりと今でもそういう昔のイメージのままの人って多いですよね。

というのも、昔はガチでそうだったんです。もちろん20代の私は知らない世界ですが、リアルに脅して土地など安く売らせたり、無理やり部屋を追い出したりしてたらしいんです。

お年寄りのお客さんを訪ねても、昔のイメージや聞いた話、自分自身の経験から「不動産屋=悪い」というひとくくりな考えをお持ちの人も多くいました。というか大半そうでしたね。

なんども訪ねてお話していくと昔のお話を聞かせてくれましたが、マジで脅しレベルばかりでしたwww

たとえば、毎日毎日ピンポンを鳴らされて大声で名前を呼ばれたり、近所中に嘘の話を言いまわったり、周りが土地を売ることになった、と地主さん全員に言って聞かせて「みんな売るなら売ろう」と思わせるように仕向けたり。

いやがらせをして無理やり売らせるっていうケースばかりだったらしいんです。

そりゃぁ、、怖すぎでしょ。しかも来る人みんなコワモテ。私なら耐えられずすぐ売ってしまいそうです。

そういった経験をされた人、それを見た人、聞いた人達がその子供たちに言って聞かせる人が多いのもあって、「不動産=地上げ=悪い」という位置づけになってたんです。

無理もないですけどね。

 

現在の地上げ屋とは

実は、現在の地上げ屋さんというのはまったく違って、めっちゃ普通なんです。営業マンはスーツ着てますけどね。オラオラなんんていうスタイルで営業に行っても、今じゃ通用しません。

なぜかというと、今の法律(宅地建物取引業法)は、「弱い人を守る」が基本になってるから。

業者はすべてを知りつくしてるプロ=強い立場として捉えられますよね。逆に地主さんやオーナーさんは法律的に弱い立場として捉えられるので、必然的に守られるようになってるんです。

むしろ不動産会社からいうと法律ってマジでこわいですwなんかあったらだいたいは不動産会社のせいになります。

ちなみに、不動産会社は税金のことについては喋ったらダメ!という法律があるんですよ。※税金の話ができる人は別にファイナルプランナーとかの資格が必須

 

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私のNGパターン

例えば私の体験談(ダメなパターン)から言いますと、、

農地を売るにあたって、いくらで売れるか、という坪単価に加えて「売った時の税金を教えてちょうだい!」

と言われ、ざっと計算して教えたことがあるんです。あくまで「だいたい」ということを伝えたうえで。

まぁ、税金の計算っていうのは国でパーセンテージが決められてるので、それに当てはめて計算するだけなんでだれでもできる話なんですけどね。(それはまた後日、、)

でも、実はこれがNG!!ケースによって減税されるパターンもあればされないパターンもあって。

私は、なんのきなしに「減税されたらこれぐらいですね~!」とか言っちゃって、あとでかなりめんどいことになったことがあります。

最初に「減税されるかは分からない」なんて伝えていても、地主さんからすれば「減税されるんだ!!」という解釈になっちゃうんですね。

で、減税(というか控除)されなかったら「あのときあなたこう言ったじゃない!」と言われ続ける、という。もうこうなったら、不動産会社が悪になります。なんなら、「だまされた」ってなります。

まぁ、どうなったかと言いますと…とにかく説明しまくって謝って渋々納得してもらいました。セーフ。。

一歩間違えたら訴えられてました(汗)

 

地上げテクニック

正直、まったく売る気持ちがない人の心は動かせません。まれに、まったく売る気ないけど売った!という何百人に一人とか、かなりレアケースな場合もありますけどね、それは完全にラッキーです。

たいてい、少しでも「将来はどうしようか、、」なんて思っている人じゃないと、私たちが何を言っても響きませんし、聞いてもくれません。

逆に、「将来は売りたいけど、ツテがない」「売りたいけどだまされたくない」「どうしたらいいか分からない」

など、少しでも不動産を動かしたいという人が売却もしくは賃貸されていますね。

もはや、営業マンはその気持ち気づくかどうか。これに尽きます。まぁ、そんな人を探すこと自体がモウレツに大変なんですけどね。

例えば1日10件回ったとしたら、話を聞いてくれるのは1件あるかないか。1ヵ月回っても20件程度。というかあらかじめ目的を絞って営業に行くため、移動時間を含めると10件いけたらいいほうです。

で、その聞いてくれた人のなかでもう少し話ができるのは半分ぐらい。そのなかで具体的に売るかどうか、値段提示できるのはさらに半分以下。

最終的に、値段提示して交渉できるのはさらに半分以下で、売ってくれるのはその30%で程度です。てか、もっとシビアでした。

ようは、3ヵ月に1件契約で着たら上等。「おっ!好調じゃん!」という具合ですね。

しかも、1件の契約を取るのに3ヵ月以上かかったり、1年以上かかったり、社長いわく10年かかったケースもあったそう。やばいですよね。10年以上通い続けてるってことですよ。

粘って粘って粘って、それでも最後には他の業者に売却したりとかザラですからね。もう、そんなもんなんです。辛いですが、地主側からすると「当たり前」の話だとも思いますね。

いい話があるほうに行った方が、その人にとって幸せですから。人情じゃなく、世の中“金”です!

 

ようするに

テクニックとか言いましたが、正直ありません。私がこの営業を始めたとき、バリバリの20代で幼く、不動産のことなんてなーんにも知りませんでした。

まわりには、「絶対無理だから」「小娘に売る人なんていないから」など言われ続けました。はい。

でも、私が勤めていた会社は、というより社長はいつも「大丈夫、気持ちは伝わるから、毎日頑張りな!」と声をかけてくれて。

自分自身半信半疑でしたが、とにかく社長の言葉を信じて毎日歩き続けました。

すると気が付けば、周りの力もあってですが億円単位の契約が当たり前になってきたんです。私がスペシャルな営業マンだから、とかじゃなく、毎日歩いて訪問しただけなんです。

あれよあれよという間に契約。そんな日々でした。

不動産の地上げ営業のテクニック、それはもちろん心理戦だったりすることもあります。それでも自分が純粋に売ってほしいという想いで足を運べば、その気持ちが伝わるんです。

そりゃぁ、1日2日でどうこうなるとかそんな話じゃありません。私が経験して心底思ったこと。それは、粘り強く通う、これが一番のテクニックなんだと思いました。

これが一番信頼関係が生まれ、頼ってくれるようになるごく自然な流れなんだと思います。

不動産屋さんだって、ふっつーの人間ですよ。かなり稼いでる大社長でも、夏の昼食はソーメンです。会社内の庭に植えた大葉を刻んでトッピングしてました(笑)なんならこれが一番うまい!と訴えてました。

不動産会社の人って極悪なイメージですが、意外にふつーなんですよ。

それでは、ごきげんよう。

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ABOUT ME
いちえ
はじめまして、いちえと申します。 人生をいかに楽しめるか、日々探求中。 犬のこと、子供のこと、旅行のこと、思いついたこと(多め)、自由きままに発信していきます♪